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2019年8月16日午後
長野市にある長野県工業技術総合センター(県工技センター)の食品部門に行った。
大澤部長が対応してくださった。
食品を売る場合は保健所の営業許可が必要ということだが、県工技センターは許可のとれる試作加工場があるということを教えてもらった。
そして実際に施設も見学させてもらった。
県工技センターで試作、将来的に量産したいことを伝えた。
その他にも大澤部長は保存するための殺菌条件についても教えてくれた。
例えば清涼飲料水の製造基準の場合、常温保存をしたいのならpH<4.6または水分活性Aw≦0.94の食品を85℃30min以上加熱殺菌する必要がある。これはポツリヌス菌が生育できない条件。
Awは食品中の自由水の割合を表す数値で食品の保存性の指標とされる(ウィキペディアより)
純粋はAw=1.000で、糖度が増えると値が小さくなる。
Aw=0.94は糖度50くらいらしい。
pHまたはAwで上記の規格を満たせないと10℃以下の保存をしなければならないのでそれは避けたい。
今後は、美味しいと思う生姜シロップレシピを見つけ出し、そのpHと糖度を調べることにした。