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2021/4/27に行った生姜シロップの量産試作の課題の1つであった味の改善検討をした。
量産試作時は、酸味が苦味と合わさり、少し嫌な感じになっていた。
(少量の試作時は良かったのだが。。)
このときの原因を以下のように考えた。
レモン汁の量が多すぎたため酸味が強すぎ、嫌な感じになった可能性がある。
保存条件はボツリヌス菌が生息できないpH4.6以下であれば良いが、3.55まで下がっていた。
そこでまず、pH下をげる食品でレモン果汁以外があるかを調べた。
酸味が無くpHを下げれる食品があればそれを使いたかった。
ネットでの調査結果、レモンがpH2.2で1番優秀ということらしい。
(そんなに酸性強いの??)
なので、やはりレモンの量を減らすしか酸味は減らせない。
今後はpH4.4付近を狙う。
更にレモン果汁を美味しいと評判の”ビオカ 有機レモンストレート果汁100%”にした。
原価は上がるが、味が良くなるなら妥協はできない。
確かにまろやかでコクを感じる酸味に変わった。
後で分かったのだが、このレモン果汁の味がすごく重要で、ジンジャーエールの中には違う柑橘類を入れている場合がある。
そうすると生姜の味と合わなかったりして、味に大きく左右することが分かった。
水においてこの前の量産試作時は黒曜水という長和町の名水を使用したが、これではなく、弱酸性の天然水にする。
現状把握として黒曜水と水道水のpHを測定したところ、それぞれ7.30と7.03であった。
サイトで弱酸性の天然水を探したところ、”白神山地の水”がpH6.6で最も酸性だった。
酸性の強い天然水ってなかなかないのか。。
pH7.30からpH6.6になることでどれくらいレモン果汁を減らせるのか分からないので、次回の量産試作時に少しずつレモン果汁を入れながら確認しようと思う。
これで味が改善するといいのだが。。