美味しい生姜シロップの探求_苦味渋みの原因調査

2022/12/31

12/13に作った生姜シロップは美味しいが、想定より苦味が少しある。
炭酸で割るとはっきりする。何故?

この微かな苦味の原因を究明するため、①生姜のみ、②シナモンスティックのみ、③鷹の爪のみでそれぞれ煮だした汁の味をみることにした。

結論:シナモンスティックを入れると、香りは良くなるが、渋み、苦味が出る。生姜シロップの糖度が高いと
   甘さで渋み、苦みが消されるが、糖度を低くするとこの渋みがはっきりしてくる。
   したがって、甘さ控えめの生姜シロップを作るのなら、シナモンスティックの投入量には注意が必要。

結果
①生姜について、以下3種類を比較し、表にまとめた。数値は5段階評価で大きいほど強いことを意味している。
 1)スーパーで購入した国産新生姜、2)実家で収穫した新生姜、3)実家で収穫したひね生姜
※生姜を煮出した汁の抽出条件は生姜50g、水200mLで、沸騰後5分煮立てた

上図は左から 1)スーパーで購入した国産新生姜、2)実家で収穫した新生姜、3)実家で収穫したひね生姜

生姜は産地なのか、種類なのか、または保存状態なのか不明だが、味は生姜によって大きく異なることが
分かった。そして生姜を煮出した汁単体で苦味と渋みは存在する。

②シナモンスティック→渋み、苦味がでる。甘い香りになる。
③鷹の爪:→辛さのみで苦味、渋みは無し

素材単体での味の特徴を調べることで、味の改善に繋げられるようになった。

この記事を書いた人

Reishi

1985年生まれ 長野県上田市在住
趣味:剣道、スノーボード、スキー
目標:かっこよく生きる