この記事はnoteに掲載されていた記事を移動したものです。
公開日はnoteに公開された日を指しています。
2021/10/16
11月上旬に生姜の収穫を予定しているが、ここで課題なのは保存方法。
どうやったら越冬させることが可能なのだろうか?
越冬させることができれば、種生姜としてまた生姜栽培できる。
そして、越冬を繰返すことができれば、最初は高知で購入した生姜だが、だんだん長野県の風土に適応してくるのではないだろうか?
高知県の生姜専門の方は、山道の脇に穴を掘り、そこに保存したりしている。
しかし長野県の冬は寒すぎて、生姜が耐えられない。
15℃くらいを保つのが理想で、8℃以下にしてはだめらしい。
生姜の詳細な越冬方法が、ネットで探しても見つけることができなかった。
そこで、だめもとで種生姜を購入した、高知の中屋ファーム様に電話で聞いた。
「もしもし。牧野と申します。あの、4月にそちらから種生姜購入させてもらった者なんですが、、生姜の越冬方法教えてほしくて電話しました。。」
種生姜を売る方からしたら、自分の売上げが落ちることを教えたくないと思う。
しかし、中屋様は丁寧に越冬方法を教えてくれた。
ここから種生姜を購入して本当に良かったと思う。
重要なのは温度管理の他に、以下4点。
1.保存の前提条件として繊維の充分入った良い生姜であること。
そのためには栽培時にリン酸やカルシウムの肥料を使うと良いらしい。
2.収穫時にすぐ茎を落とす。(できるだけ残さない)
3.発泡スチロールで保存する場合は、生姜が呼吸できるように穴をあける。
4.ポリ袋(気密性でない)にいれて、袋は畳む。
密閉しない
幸い、実家の台所に地下があるためそこで越冬させよう。
冬でもそこそこ暖かいはずだ。
自分が小学生のときまでは漬物か何かで使われてた記憶がある。
父親がトイレに置くような小さな電気ファンヒーターと温度計を設置してくれた。
助かるのはこのファンヒーター。
安いけど、温度センサが付いていて、気温が低くなると温風を出してくれる。
生姜の越冬方法に関する疑問は解決した。