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私が生姜シロップでの起業を成功させるためには、
”信州産の生姜を使った、甘さ控えめの信州産生姜シロップ”
というのがブランド化(差別化)として必要だと考えている。
信州産の生姜は、長野県で生姜をつくっている人から入手したいと思っていた。
今の段階であれもこれもするとオーバーフローしてしまいそうだったので、生姜シロップの製造と販売に力を入れたいと考えていたからだ。
スーパーだと安定した供給が必要なので、生産量が多い高知県産や長崎県産がほとんどで、長野県産は無い。
いろいろな道の駅も暇さえあれば見て回ったが、長野県産の生姜はたった1回だけ。しかもそれはたまたま自分の住んでる上田にある”あさつゆ”というところだけだった。
以後、あさつゆに何回探しにいっても、生姜は無かった。
お店の方に、「生姜って置かれるときないですかね~?」
と尋ねると、「生姜は無いですね~」と即答。
以前見つけたのは、すごいレアだったことを知った。
そういうことで、おそらく出荷するほど生姜を作っている人が長野県にはいないのだろうと思い、それなら自分で栽培しよう!と決めた。
1つ心配なのは、生姜は高知や長崎、熊本といった暖かい地域が有名。
果たしてそれらの地域より寒い長野で育つのだろうか?ということだった。
2020/5/3
生姜づくり挑戦!ということで、宮坂さんの畑、一畝分を借りて畑の土作り~種生姜の植付けを行った。
自宅のアパートでも育てたかったのでプランターにも植付けを行った。
生姜はネット通販でたしか長崎県産のものを購入した。


宮坂さんは同じ会社に働いていて、去年辞めた女性だ。同じ上田に住んでいて、部署は違うが、知り合ったときから気軽に声を掛け合っていた。
何かの機会に、「生姜つくりたいんだよね~」と言ったら、「家の畑の余ってるところ使っていいからやってみたら?」と言って使わせてくれた。この優しさが本当に嬉しかった。
宮坂さん自身も野菜づくり2年生くらいなのだが、私は何も知らな過ぎたので、土づくりや畝の作り方など、イチから教えてもらった。
2020/6/26
宮坂さんの畑の全ての生姜が芽を出し成長していた。
芽が出るまでに時間がかかるんだなあ~

2020/7/3
プランターに植えた生姜が芽を出した。
ホッとした。

2020/7/19
プランターに植えた生姜が徐々に成長している。

2020/8/12
日差しが強いのか、プランターの生姜の葉が黄色くなって元気がないので、
日差しを抑えるために洗濯ネットを設置した。

2020/8/23
畑の生姜はぐんぐん成長している。
プランターのように小さなところに閉じ込めるより、外の広々した
所の方が、大きく育つのかもしれない。
人間も同じかも・・・などというようなことを思った。
最終的にプランターの生姜は新生姜がならなかった。。

2020/9/20
畑の生姜。これはもう立派な生姜でしょう。

2020/11/03
生姜が収穫できた!
長野県でも生姜ができる!!
やりたいことの実現に向けて、大きく1歩前進した。
